導入事例

製造業A社 様

広範囲・大規模な工場における生産設備の遠隔モニタリング(実証実験中)

製造業A社様は点検業務の効率化のため、広範囲の設備を一元管理できるソナスの無線センサシステムを採用。
実証実験で70箇所以上をモニタリングし、次フェーズの展開を進めています。

01. 導入前の課題

広範囲の設備点検の効率化が課題

製造業A社様の工場では、生産設備の点検業務は対象とする設備の数が多く広範囲に渡るため、人手がかかり時間を要していました。そのため、本来の生産業務に時間を割くために、より効率的に点検業務を行うことが課題になっていました。
これまでも一部の点検対象にモニタリング設備を導入していましたが、扱うセンサの種類が少なく、かつ、工場や屋外に点在する点検対象を広範囲にネットワーク化できず一括した管理が出来ませんでした。

02. 選定の理由

広範囲をカバーする無線センサシステム

ソナスのUNISONet×BLEセンサシステム(仮称)は、通信距離の短いBLEセンサで計測したデータをUNISONetで距離を伸ばして伝送することができるため、工場内や屋外で広範囲に点在する設備を1つの無線ネットワークでカバーし一元管理できる点が評価されました。また、様々なセンサと連動することが可能で工場内の複数におよぶ種類の設備を監視できる点も評価されました。

03. 導入の効果

実証実験で広範囲のモニタリングを確認

現在、実証実験で敷地内の複数フロアの建物とその周辺でUNISONet×BLEセンサシステム(仮称)を導入しモニタリングを実施しています。BLEセンサはアナログメータ読み取り、温度、振動、水浸検知、騒音、環境など合計70箇所以上、BLEブリッジは15台に及ぶ大規模なネットワークを構築しています。その結果、一つの無線ネットワークで、広範囲にわたる点検設備に設置した全てのセンサデータの収集を確認することができました。
今後は、全ての点検対象の切り替えを目標に、別の建物での次フェーズの実証実験に向け準備を進めています。