SONAS IoT/DX Lab ソナス社員によるIoT・DXに関する
技術や事例解説ブログ

【電池で長期駆動&高頻度計測】 電池式クラウド型水位監視システム

2024.08.16

ソナス製品紹介



こんにちは、ソナスです!
最近はゲリラ豪雨や台風など、気候変動によりその威力がますます激しくなっています。そんな中、水位の監視は私たちの生活やインフラにおいて、重要な役割を果たしています。そこで今日は、電池で長期間駆動し、且つ高頻度な計測を実現する「電池式 クラウド型 水位監視システム」をご紹介します。


1.- 革新的無線で電源問題を解消する水位監視システム!-


ソナスの水位計システムは、独自のメッシュ無線技術「UNISONet」を搭載しています。この無線の高い省電力性により水位計ユニットは電池で最大5年間駆動できるため、現場で電源の心配をすることなく、設置したその日から安心してお使いいただけます。NETIS(新技術情報提供システム)にも登録されているシステムです。(登録番号:KT-230117-A)

2.もうひとつの特長として、高頻度計測があります。


最短で1分ごとに水位を測定し、そのデータは常時クラウドに自動でアップロードされます。これにより、いつでもどこでもリアルタイムで水位をモニタリングでき、異常が発生した場合には即時に警報を発します。

また、水位計ユニットは電池式のため、現場で電源が不要なことが本システムの魅力の1つですが、設置後はスイッチを入れるだけで、自動的に無線ネットワーク構築、計測・記録・監視がスタートします。難しくて面倒な設定が不要なところが嬉しいところです。


さらに、広範囲にわたる計測が可能で、その範囲は最大20kmまで対応可能です。また、マルチホップ無線UNISONetにより地下やトンネル内、LTE圏外でもこの無線式水位計は機能します。センサの接続数が100台以上あっても、安定したデータ収集が可能です。

3.遠隔からのリアルタイムモニタリングが可能


上記のような特徴から、この電池式 クラウド型 水位監視システムは、増水時の水位監視や排水状況の監視など、さまざまな場所でご利用いただけますし、電源工事や機器設置コストの削減だけでなく、人力での計測・記録・監視の手間も大幅に減らすことができます。

このシステムは、クラウドにより遠隔からのリアルタイムモニタリングが可能になっています。また、管理値や計測周期などの各種設定も遠隔から即時に変更できるので、気象や現場状況に合わせた柔軟な運用が可能です。

4.レンタル・Wレンタルも可能


見積やデモのご希望があれば、お気軽にお知らせください。また、チラシはこちらのページから、詳細は製品ページからもご覧いただけます。

その他、本システム以外にも、無線式・電池式で低コストで簡単に遠隔監視を実現できる傾斜計、漏水センサ、水位計、カメラ、ひずみ計、温湿度センサなど、様々なセンサがありますので、ぜひご利用をご検討ください。

導入事例のページこちらのページでは、UNISONetを活用した取り組みの一部を紹介していますので、ぜひご覧ください。

私たちソナスは、次世代IoT無線UNISONetで、「未来の当たり前」を創り、社会の「礎を成す」存在を目指しています。今後もブログで情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いします。