2019.05.08
プレス
~業界に先駆けてルネサスイーストン製ひずみセンサ「 STREAL」・セイコーエプソン社製3軸加速度センサ「 M-A352」に対応した無線計測を実現~
IoT(Internet of Things)向け次世代マルチホップ無線「UNISONet(ユニゾネット)」を展開するソナス株式会社(東京都文京区/代表取締役:大原壮太郎)は、ルネサスイーストン製ひずみセンサ「STREAL(以下STREAL)」に対応した無線ひずみ計測システムsonas st01、およびセイコーエプソン社製高精度デジタル3軸加速度センサ「M-A352(以下M-A352)」に対応した無線振動計測システムsonas x02を発売開始しました。
これにより、高精度なひずみ計測・加速度計測が無線で可能となり、インフラや設備のモニタリングにおいて新たな取り組みが進展することが期待されます。
本製品の詳細は5月22日(水)から24日(金)まで幕張メッセで開催される建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)で展示・解説いたします。
<ソナスの高品質無線計測システムについて>
ソナスでは、有線品質並みのセンシングを実現する無線計測システムを展開しています。省電力且つ高精度なセンサで計測したデータを独自開発のマルチホップ無線「UNISONet」で収集することにより、バッテリで年単位駆動する省電力性を実現するとともに、ロスのないデータ収集・μ秒精度での時刻同期が可能です。
電池駆動可能なセンサユニット(子機)とベースユニット(親機)に加え、運用ツールとして現場での設置・計測支援を行うWindowsソフトウェア、遠隔からのモニタリングを行うクラウドシステムを併せて提供可能です。これまで、橋梁や建造物などの構造ヘルスモニタリングや工場・倉庫内設備の予知保全に活用されています。
■ひずみ計測システム sonas st01
ルネサスイーストン製センサ「STREAL」に対応した初の無線ひずみ計測システム。トルク・引張り・せん断力・低周波振動などを検出することができ、インフラや産業などあらゆる用途に適用可能です。
【ルネサスイーストン 「STREAL」 製品特長】
・超小型 2.5 ㎜角チップにセンサー素子と周辺回路(A/D、アンプ等)を集積
・高精度 1με*(1 ㎞の物体が 1 ㎜伸び縮みするひずみ量)が測定可能*με=マイクロストレイン
・常時計測 低消費電力・長期的な性能安定性
■振動計測システム sonas x02
セイコーエプソン社製高精度デジタル3軸加速度センサ「M-A352」に対応した無線振動計測システム。低ノイズ・高分解能・高安定でのセンシングが可能となっており、地震計測や構造ヘルスモニタリング、環境振動の計測など高精度での計測が必要とされる用途に適しています。
【セイコーエプソン社 「M-A352」 製品特長】
・高い衝撃性 従来品の4倍となる1,200G(従来品 M-A351: 300G)
・低ノイズ 0.5μG/√Hz typ
・広い計測ダイナミックレンジ 27bit
・低ノイズ 独自のダイレクト・デジタル変換技術を採用
・高精度時刻同期 低ジッター外部トリガー機能を搭載
<次世代マルチホップ無線 UNISONet(ユニゾネット)とは>
UNISONetは、ソナス株式会社が開発したマルチホップ型の省電力無線通信プラットフォームです。「同時送信フラッディング」という革新的な転送方式の採用により、IoT無線に求められる安定・省電力・高速・双方向低遅延・ロスレス・時刻同期・多数収容といった要件を同時に実現しています。
<建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)出展概要>
5月22日(水)から24日(金)まで開催される建設・測量生産性向上展にて、sonas st01・sonas x02の実機およびデモを展示いたします。
日時 5月22日(水)~24日(金)10時~17時 ※最終日のみ16時終了
場所 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬2-1)
アクセス 京葉線「海浜幕張駅」
総武線「幕張メッセ中央駅」
弊社ブース 展示ホール9 L-18
展示会HP http://cspi-expo.com/
■ソナス株式会社 会社概要
会社名 ソナス株式会社
所在地 東京都文京区本郷5-24-2 グレースイマスビル6階
代表取締役 大原壮太郎
事業内容 センシングに関するハードウェア、ソフトウェア、サービスの企画・設計、製造、販売
設立 2015年11月
資本金 1億9503万円
■お問い合わせ先
広報担当 武田・奥寺
03-3830-0170
info@sonas.co.jp